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福岡・久留米駅前に36階建タワマン 商業施設と一体開発

外観パース

福岡県久留米市のJR久留米駅前に、36階建て、343戸の分譲マンション「久留米ザ・タワー レジデンシャル」が建設される。商業施設など一体の再開発事業の一環で、住宅棟開発として進められる。竣工予定は2027年5月。

大和ハウス工業、大京、三菱地所レジデンス、西日本鉄道の4社共同企業体によるプロジェクト。JR久留米駅東口から徒歩1分の立地で、「JR久留米駅前第二街区第一種市街地再開発事業」の敷地内に建設される。

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JR久留米駅の東口側は、2011年の九州新幹線の全線開業に合わせた駅前広場整備や、JR久留米駅前第一街区の市街地再開発事業など都市基盤施設が整備されている。

一方、第二街区再開発事業の敷地は市営駐輪場などの老朽化したビルや飲食店が並んでいたことから、土地の合理的かつ健全な高度利用を促進して地域づくりに貢献することを目的に、18年11月に地権者で構成される再開発組合が設立された。21年4月には、分譲マンション、商業施設、飲食店、小売店、医療施設、アクティブシニア向け分譲マンションで構成される再開発事業に着工した。同再開発事業は、地権者が主体となって行なわれている。

久留米ザ・タワー レジデンシャルは、高さ約133mで久留米市最高層のタワーマンションとなる。市内の西・南・北方面に高さ60m超の超高層ビルが建設されていないため、最上階の36階に設置されるスカイラウンジからは、久留米市の街並みや田園風景、夏には筑後川花火大会を見ることができるという。

現地案内図
眺望
スカイラウンジからの眺望イメージ

また、一体開発される商業施設などにより生活利便性の面でも周辺環境に恵まれるとしている。

共用施設としてスカイラウンジのほか、フィットネスルームや来訪者が宿泊できるゲストルームを設置。ごみ収集場は各階に設ける。

フィットネスルーム
ゲストルーム
フロア概念図

所在地は福岡県久留米市城南町36番1(地番)。敷地面積は8,077.5m2、延床面積は62,336.29m2。間取りは1LDK~4LDK、専有面積は53.61~153.44m2

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