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西鉄、国産電気バスを九州初導入 アイランドシティ~天神間
2025年5月19日 19:07
西日本鉄道は、アイランドシティ自動車営業所(福岡市東区)に国産電気バスを1台導入し、5月24日からアイランドシティ~天神間で営業運行を開始する。
にしてつグループでは、政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル達成」に向け、中古のディーゼルバスをEV化した「レトロフィット電気バス」を2020年以降、51台導入している。
今回導入する車両は、いすゞ自動車が開発した国内初のBEVフルフラット路線バス「エルガEV」。BEV化による環境対応に加え、車内前部から最後部まで段差のないバリアフリー構造とすることで、利便性や安全性が向上している。定員は68名。同車両は大阪・関西万博でシャトルバスとして採用されており、九州では初導入となる。
同グループでは、2030年度までにグループ全体の約1割にあたる約250台の電気バスを導入する予定。