西武池袋本店、7月9日にリニューアルオープン第1弾

そごう・西武は、大規模改装を進めている西武池袋本店のリニューアルオープン第1弾として、3階コスメティックスフロアを7月9日にオープンする。今後、9月に地下1・2階デパチカ(菓子・惣菜・ギフト)のオープンを予定している。

現在、別館・書籍館で仮営業している化粧品売場は6月30日に終了し、7月1～8日は一時休業、7月9日に本館3階にリニューアルオープンする。

リニューアルでは館全体のテーマである「INCLUSION」に沿いながら、これまでにない売場環境、ブランド揃え、新たな体験価値を提供するという。1階のフレグランス売り場を含めたコスメフロアの売場面積は改装前の1.4倍となり、一人ひとりに丁寧なカウンセリングを行なう。3階のコスメフロア面積は1,700m2。

3階コスメティックスフロア

新規導入はエリア初出店ブランドを含む16ブランドで、全57ブランドが出店。6ブランド(エスティ ローダー、クレ・ド・ポー ボーテ、ゲラン、ディオ
ール ビューティー、ヘレナ ルビンスタイン、ラ・メール)は、売場内外に専用キャビンを併設し、専門スタッフがパーソナルなアドバイスを行ない、ブランドの世界観に没入できるという。

フロア共通の専用ルーム(約50m2)を導入し、百貨店ならではの上質な空間を演出。個室でのトリートメント、カウンセリングのほか、美容イベントなどさまざまな体験を提供予定(一部有料)。

6ブランドは売場内外に専用キャビンを併設

フロア共通の専用ルーム

イベントスペースも用意

1階のフレグランスフロアは12月オープン予定で、関東最大級の面積270m2に個性的なブランドが立ち並ぶ。近年若年層におけるフレグランスへの意識の変化は顕著であり、性別や年齢を問わず「自分を表現するアイテム」へと変化していることから、1階に香りを得意とするブランドを構える。

オープニング限定企画も各ブランドで実施する。店舗限定キットや購入プレゼント、ブランド専属アーティストによるメイクアドバイスイベント、期間限定で対象アイテムへの刻印サービスなどを用意。

1階フレグランスフロア

西武池袋本店全体の今後のスケジュールは、9月に地下1・2階デパチカ(菓子・惣菜・ギフト)、11月以降に2・4・6階インターナショナルブティック、5階ジュエリー・ウォッチ。

26年1月以降は、地下2階デパチカ(生鮮・酒)、1階インターナショナルブティック、7・8階ファッション&グッズ、ライフスタイル、イベントホール、アートギャラリーのオープンを予定している。