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MS、Windows搭載の携帯ゲーム機「ROG Xbox Ally」
2025年6月9日 13:45
マイクロソフトは、ASUSとのコラボレーションによる携帯ゲーム機「ROG Xbox Ally」と「ROG Xbox Ally X」を発表した。XboxとWindows 11を搭載、2025年末に発売される。予約時期や価格などは今後明らかにされる。
ASUSの携帯型ゲームPC「ROG」シリーズとマイクロソフトのXboxがコラボレーションし、AMD製プロセッサとWindows 11を搭載したXboxの携帯ゲーム機「ROG Xbox Ally」シリーズが誕生する。「ROG Xbox Ally」と、より高性能な「ROG Xbox Ally X」の2機種がラインナップされる。
ゲームに最適なフルスクリーンの画面UIが用意され、デバイス本体でのプレイのほか、クラウドを経由したプレイ、別室にあるXboxコンソールを使用したリモートプレイに対応する。Windows 11搭載により、一般のPCゲームをプレイ可能で、PC向けサービスも利用できる。
プレイヤーは画面UIの「ゲームバー」から「Gaming Copilot」を利用可能。Gaming Copilotはお気に入りのゲームを見つけやすくするだけでなく、スキル向上や友人・コミュニティとのつながりを支援するゲーミングコンパニオンとして提供される。
どちらもディスプレイは7型(1080p)のIPS液晶で、500nits、120Hz、FreeSync Premium対応。通信機能はWi-Fi 6E(2×2)とBluetooth 5.4。搭載OSはWindows 11 Home。ストレージはアップグレード可能。
「ROG Xbox Ally」は性能と電力消費を両立させた「AMD Ryzen Z2 A プロセッサ」を搭載。16GBのメモリ(LPDDR5X-6400)、512GBのM.2 2280 SSDのストレージを備える。バッテリー容量は60Wh。本体サイズは290.8×121.5×50.7mm、重量は670g。
「ROG Xbox Ally X」はより高性能な「究極の高性能ハンドヘルドデバイス」と謳うモデル。AI機能にも対応する「AMD Ryzen AI Z2 Extreme プロセッサ」を搭載。24GBの高速メモリ(LPDDR5X-8000)、1TBのM.2 2280 SSD ストレージを装備する。「Xbox Ally X」にはインパルス トリガーも採用される。バッテリー容量は80Wh。本体サイズは290.8×121.5×50.7mm、重量は715g。