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ミズノ、軽い力で寝返りできるマットレス
2025年6月9日 13:34
ミズノは、「MIZUNO SLEEP」シリーズの第5弾として、ウレタン布団との比較で30%以上軽い力で寝返りができるマットレス「リフルマットレス900」を、Makuakeおよびビックカメラ内の「生毛(うもう)工房」全店で、6月19日11時に予約受注を開始する。発送予定は9月上旬。価格は88,000円。
MIZUNO SLEEPは、総合スポーツ用品メーカーとしての技術やノウハウを活用した寝具のシリーズ。2023年に本格参入し、マットレスは「リフルマットレス700」などを展開している。
リフルマットレス900は、700では7cmだった厚みを見直して9cmとすることで底付き感を軽減。マットレス単体で使用した際にも底付きをより感じづらくなり、また、寝返り時にかかる力の軽減や、体圧分散性の向上も確認しているという。
硬さの違う高反発網状素材「リフル」を組み合わせ、上層部は柔らかくフィット、下層部はしっかりと支える3層構造。寝心地のよさと寝返りのしやすさにつなげている。なお、真ん中の層はリレー層。
寝返り時にかかる力の比較では、仰向けから横向きになることを5~9回繰り返し、うち3回の筋電位の積分値を解析。寝返り時の筋肉の稼働量を測る筋電データの計測では、一般的なウレタン布団に比べて30%以上軽い力で寝返りでき、従来のリフルマットレス700と比べても約15%改善しているという結果を得られた。
リフルマットレスは、体の各部位の形や可動域を考慮し、6つのゾーンに分けて異なる特徴を持たせることで、高いフィット感を感じられる設計。仰向けの体圧分散性のほか、横向けの体圧分散性にも優れ、睡眠時の1カ所にかかる圧力を分散して体にかかる負担を軽減するとしている。
耐久性は16万回の試験にて、JIS規格で最高評価を取得。電気毛布や布団乾燥機などを使用できる耐熱性も備える。
網状構造のリフルは通気性が良く、蒸れにくく熱がこもりづらい点や、水洗いが可能な点も特徴。
マットレスカバーはリバーシブル構造で、体を柔らかく包むキルト構造を採用した表面(オールシーズン用)と、通気性を考慮してメッシュ素材を採用した裏面(夏用)を使い分けられる。
サイズは約97×198cm(シングルサイズ)、重さは約7.4kg。カラーはネイビー。販売目標は26年3月31日までに1,000枚。
リフルを使用した3層構造を中芯に採用している「リフルクッション」も同時発売。約5cmの厚みがあり、クッション性が高く、底付きを感じにくいとしている。体圧分散性にも優れ、長時間の着座でもお尻の負荷を軽減できるという。
価格は9,900円。サイズは約40×40cm、重さは約420g。カラーはネイビー。予約販売はMakuakeのみ。